技能検定試験

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技能検定試験(前期・後期試験)

技能検定の概要

技能検定は、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、これを公証する国家検定制度です。 技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、 職業能力開発促進法に基づき実施されています。
技能検定は、昭和34年から実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在93職種について実施 されています。大分県では令和5年度までに全職種において、53,686名の方が合格してそれぞれの分野で 高く評価され活躍しています。

受験手続き

試験の免除

技能検定において実技又は学科試験が免除される資格等の主なものは次のとおりです。
申請書提出の際、その資格を証明する書類のコピーを添えて提出してください。

区分免除の対象者免除該当職種・等級・期間
実技試験各級の実技試験に合格した者永久に免除(特級のみ5年間)
技能五輪県大会で技能証の交付を受けた者2・3級免除(5年間有効)
学科試験職業訓練指導員試験に合格した者又は
職業訓練指導員免許を受けた者
相当職種に係る1・2・3・単一等級(永久)
各級学科試験に合格した者永久に免除(特級のみ5年間)
1・2・単一等級の技能士課程(通信講座を含む)
各級の実技試験に合格した者
相当職種・相当級(永久)
技能照査に合格した者相当職種に係る2・3級(永久)
1・2級建築士試験に合格した者又は
1・2級建築士の免許を受けた者
建築大工及びブロック建築の1・2級並びに組型建築単一等級(永久)
受検手続
  1. 受検申請に必要な書類
    1. 受検申請書・・・ 受検案内の申請書の記載要領を参考に記載してください。
    2. 写真・・・・・・ 申請前6ヵ月以内に撮影した正面脱帽半身像の写真(ヨコ30mm×タテ40mm)を申請書に貼付してください。
    3. 証明書類・・・・ 試験の免除を受けようとする場合は、その資格を証明する書類。
  2. 受検申請の仕方
    1. 受検申請書を大分県職業能力開発協会に郵送してください。受付期間中に受験手数料を振込んでいただき、納付証明書類を同封して下さい。
    2. 実技試験又は学科試験の免除を受けようとする者は、試験免除欄に該当事項を記入し、その資格を証明する書類(証書のコピー等) 必ず添付してください。なお、免除される分の手数料は不要です。
    3. 実技・学科試験とも免除の者は前・後期別及び公示職種 にかかわらず申請書を受理致します。なお、手数料及び写真は不要です。
  3. 注意事項
    1. 受検の手続後、住所を変更した場合は必ず当協会に連絡してください。
    2. 受検申請書の受理後は、受検手数料はお返しできません。
    3. 実技試験は、受検申請者数・試験設備等の都合によって中止又は制限及び他県に依頼することがあります。
    4. その他詳しくは、当協会にお問い合わせください。
受検手数料

令和6年度前期から受検手数料が変更となります。              
詳しくは こちら をご覧ください

試験日程及び実施職種

技能検定試験は、一部の職種を除いて、前期・後期に区分して年1回実施します。

令和6年度前期技能検定受検案内

申請書受付期間令和6年4月3日(水)~4月16日(火)まで
実技試験問題公表令和6年5月30日(木)
実技試験実施期間令和6年6月6日(木)~9月8日(日)まで
学科試験実施日令和6年7月14日(日)  令和6年8月18日(日) 
令和6年8月25日(日)  令和6年9月 1日(日)
技能検定実施職種
(予定)
1・2級  32職種 52作業
園芸装飾、造園、機械加工(普通旋盤、フライス盤、平面研削盤、円筒研削盤、数値制御旋盤、数値制御フライス盤)、非接触除去加工(数値制御形彫り放電加工、ワイヤ放電加工)、鉄工(製缶、構造物鉄工)、建築板金(内外装板金、ダクト板金)、仕上げ(治工具仕上げ、金型仕上げ、機械組立仕上げ)電子機器組立て、電気機器組立て(配電盤・制御盤組立て)、光学機器製造(光学ガラス研磨)建設機械整備、婦人子供服製造(婦人子供注文服製作)、家具製作(家具手加工)、建具製作(木製建具手加工)、印刷、プラスチック成形(射出成形)、強化プラスチック成形(手積み積層成形)、石材施工(石張り石積み)、とび、左官、築炉、ブロック建築、タイル張り、畳製作、防水施工(ウレタンゴム系塗膜防水工事、アクリルゴム系塗膜防水工事、シーリング防水工事、改質アスファルトシート常温粘着工法防水工事、FRP防水工事)、内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ工事、カーペット系床仕上げ工事、ボード仕上げ工事、化粧フィルム工事)、熱絶縁施工、サッシ施工、化学分析、表装(壁装)、塗装(建築塗装、金属塗装)、フラワー装飾

単一等級  2職種  2作業
路面標示施工(溶融ペイントハンドマーカー工事)、塗料調色

3 級  11職種 14作業
園芸装飾、造園、機械加工(普通旋盤 フライス盤 数値制御旋盤 マシニングセンタ)、仕上げ(機械組立仕上げ)、機械検査、電子機器組立て、シーケンス制御、建築大工、とび、左官、フラワー装飾
合格発表令和6年8月30日(金) 
*3級のみ 令和6年10月4日(金)
申請書及び受検案内書
備付け場所
大分県職業能力開発協会、大分県雇用労働政策課、各地域・職種技能士会、市町村役場商工担当課(各支所)、各商工会議所、各商工会、各高等技術専門校、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構大分支部 大分職業能力開発促進センター(ポリテク大分)、各振興局地域振興部、建設業協会各支部、各業界の組合連合会等
申請書受付場所大分県職業能力開発協会
 〒870-1141 大分市大字下宗方字古川1035-1
 TEL.097-542-3651 FAX.097-542-0996

令和6年度後期技能検定受検案内

申請書受付期間令和6年10月7日(月)~10月18日(金)まで
実技試験問題公表令和6年11月28日(木)
実技試験実施期間令和6年12月5日(木)~ 令和7年 2月16日(日)まで
学科試験実施日令和7年 1月26日(日) 令和7年 2月2日(日)
令和7年 2月 5日(水) 令和7年 2月9日(日)
技能検定実施職種
(予定)
1・2級   29職種  36作業
鍛造(ハンマ型鍛造)、金属ばね製造(線ばね製造、薄板ばね製造) 、ロープ加工、機械検査、 シーケンス制御、 半導体製品製造(集積回路チップ製造、集積回路組立て)、空気圧装置組立て、農業機械整備、冷凍空気調和機器施工、婦人子供服製造(婦人子供既製服縫製)、和裁(和服製作)、プラスチック成形(射出成形)、みそ製造、 菓子製造(和菓子製造)、建築大工(大工工事)、かわらぶき、 配管(建築配管、プラント配管)、型枠施工、鉄筋施工(鉄筋施工図作成、鉄筋組立て)、コンクリート圧送施工、防水施工(アスファルト防水工事、合成ゴム系シート防水工事、塩化ビニル系シート防水工事、改質アスファルトシートトーチ工法防水工事)、樹脂接着剤注入施工、カーテンウォール施工、ガラス施工、機械・プラント製図(機械製図CAD)、印章彫刻(木口彫刻)、塗装(鋼橋塗装)、広告美術仕上げ(広告面粘着シート仕上げ)、舞台機構調整(音響機構調整)

単一等級   1職種  1作業
バルコニー施工(金属製バルコニー工事)

3 級   10職種  10作業
機械加工(普通旋盤)、 機械検査、電子機器組立て、 シーケンス制御、 冷凍空気調和機器施工、和裁(和服製作)、プラスチック成形(射出成形)、建築大工(大工工事)、配管(建築配管)、 機械・プラント製図(機械製図CAD)

特 級   13職種
機械加工、 非接触除去加工、 仕上げ、 機械検査、  電子機器組立て、 電気機器組立て、 半導体製品製造、 自動販売機調整、 光学機器製造、 空気圧装置組立て、建設機械整備、婦人子供服製造、プラスチック成形
合格発表令和7年3月14日(金)
申請書及び受検案内書
備付け場所

大分県職業能力開発協会、大分県産業人材政策課、
各振興局地域振興部、各地域・職種技能士会、
市町村商工担当課、各商工会議所、各商工会、
各高等技術専門校、 ポリテク大分センター、
建設業協会各支部・各業界の組合連合会等
申請書受付場所大分県職業能力開発協会
 〒870-1141 大分市大字下宗方字古川1035-1
 TEL.097-542-3651 FAX.097-542-0996
技能検定の合格者

技能検定の合格者には、特級、1級及び単一等級については厚生労働大臣名、また、2級及び 3級については大分県知事名の合格証書が交付され、それぞれ「技能士」という称号が与えられます。
また、他の国家試験の受験や資格取得に際して特典が認められる場合があります。
その他、合格者のうち、成績優秀者は大分県職業能力開発協会会長から表彰されます。

技能検定の等級区分

技能検定には、現在、特級、1級、2級、3級に区分するもの、単一特級として 等級を区分しないものがあります。それぞれの試験の程度は次のとおりです。

特級管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
1級上級技能者が通常有すべき技能の程度
単一等級上級技能者が通常有すべき技能の程度
2級中級技能者が通常有すべき技能の程度
3級初級技能者が通常有すべき技能の程度

(※これらの区分以外に外国人研修生等を対象とした、随時2級・随時3級及び基礎級があります)

受検資格

技能検定の受検資格は、職業訓練歴や学歴により実務経験年数が定められています。

区 分 受検に必要な実務経験年数
3級 2級 1級 単一
等級
特級
2級
直接
受検
3級
合格
1級
直接
受検
3級
合格
2級
合格
1級
合格
検訓
定練
職 ・
種教
に育
関を
す受
るけ
免た
許者
職業訓練指導員免許 1 0 5
長期課程の指導員訓練修了 0 0 0 1 0
専門課程の高度職業訓練終了 0 0 0 3 2 1 0
普通課程の普通職業訓練修了 2800
時間以上
0 0 0 4 4 2 0
短期課程の普通職業訓練修了 700
時間以上
0 0 0 6 4 2 1
専修訓練課程の普通職業訓練修了 3200
時間以上
0 0 0 4 4 2 0
専修学校卒業・各種学校卒業
(労働大臣指定のものに限る)
800
時間以上
0 0 0 6 4 2 1
大学卒業(4年) 0 0 0 4 4 2 0
短期大学(2年)・高等専門学校卒業 0 0 0 5 4 2 0
高校卒業(職業課程)
盲・ろう及び養護学校の高等部修了(職業課程)
0 0 0 6 4 2 1
実務経験のみ 0
*1)
2 0 7 4 2 3  

*1) 検定職種に関し実務の経験を有する者について、受検資格を認めることとします。

  1. 実務経験年数とは、申請書受付締切日現在の検定職種に係る実務経験年数をいいます
  2. 1級を受検する場合、2級合格後又は直接受検のいずれかの実務経験年数があれば受検できま
  3. 3級・2級・1級合格後とは、合格証書交付年月日が起算日になります
  4. 3級は、上表に掲げる訓練、学校等の終了、卒業予定者も受検できます
  5. 大学・短期大学・高等専門学校・高校の卒業者で、実務経験年数が短縮されるのは、 受検しようとする職種(作業)に関連した学科を卒業している場合にかぎられます。
    (詳しくは、当協会にお問い合わせ下さい)
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